第28回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」働き方は正社員だけじゃない!~ある派遣社員の男性の話~

更新日:2019/06/27

第二十八回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」 
働き方は正社員だけじゃない!

~ある派遣社員の男性の話~

仕事に価値(メリット)を提供する「Job Merit」のワークコンシェルジュとして働く
ジョブメリさんが、イマドキの若者の働き方についてさまざまなタイプの大人たちと
議論を交わす「いいね!働き方コーデのオトナ診断」。
ひょっとしたら「派遣社員には女性が多い」と思っている方もいるかもしれませんが、
派遣社員として活躍している男性の方も実はたくさんいらっしゃいます。
今回は、その中のおひとりであるSEの森田さんから、なぜ派遣社員という働き方を
選んだのか、そして派遣社員として働く上で感じていることなどを伺いました。

もともとは正社員として働いていた森田さんですが、今は派遣社員として理想の
ライフスタイルを手に入れたそうです。
森田さんが派遣社員を選んだ理由と、実際に働きながら感じているメリットについて
知ることで、働き方の多様化についてあらためて考えてみましょう。

森田さんが派遣で働く理由
ジョブメリさん:
森田さん、こんにちは。今日は休日なのにインタビューのために出てきてくださってありがとうございます。

森田さん:
こんにちは。今は自分の時間にある程度融通がききますから、大丈夫ですよ!

ジョブメリさん:
「今は」ということは、以前はお忙しく働いていらしたんでしょうか?

森田さん:
正社員として働いていた頃は、本当に忙しかったですね。
結局、あまりのハードワークに身体を壊してしまって、辞めることになったんです。

ジョブメリさん:
それは大変でしたね……。それで派遣社員という働き方を選ばれたんですね?

森田さん:
そうです。おかげで、自分のライフスタイルに合った働き方ができるようになりました。
私はSEをしているんですが、正社員の頃は納期が近づくと深夜まで作業をすることも
珍しくなかったんです。突然の仕様変更やトラブルが起こった日には、家に帰れるのが
いつになるのかわからない、という状況でした。

ジョブメリさん:
少し聞いただけでも過酷さが伝わってきます。

森田さん:
周りの正社員もみんなそんな感じだから、麻痺してきちゃうんですよ。
自分も働かなくちゃいけないのかなって。でも、今は時給で働く派遣社員なので、
「残って働かないといけない」というプレッシャーはほぼなくなりました。
派遣先からしても、残ったら残っただけ給料が高くなっちゃいますからね。
よっぽど忙しくなければ、むしろ定時で帰ってほしいんじゃないですか(笑)。

ジョブメリさん:
残業や深夜残業は、割増賃金になっちゃいますからね。

森田さん:
そうそう(笑)。まったく残業をしていないというわけではありませんが、
それも「自分の都合のいいときに会社から求められたらする」という程度で、無理はしていません。
もともと派遣社員になったときは、その分給与が下がるだろうけれど、
身体を壊して働けなくなるよりはマシ……と思って飛び込んだんです。
当時もうこれ以上は限界だ、という気持ちでいっぱいでした。

ジョブメリさん:
実際に正社員から派遣社員になってみて、給与面の変化はどうでしたか?

森田さん:
実は、思ったほど減らなかったんです。SEとしてのスキルがそれなりにあったので、
そこを買っていただけてるのかもしれません。
そもそもの時給が高い上に、残業代固定というわけでもありませんから、働けば働いただけ給与がもらえます。
私は家族を養っている身なので、これは嬉しい誤算でしたね。

ジョブメリさん:
前職での経験も役立ったということでしょうか。

森田さん:
そうですね。これまでに培ってきたスキルを十分に活かせています。それに今働いている会社は、
正社員としてはとても雇ってもらえないだろうなというような大手企業なんですよ。
だから、大きなプロジェクトにかかわる機会もあって非常に有意義です。
スキルを活かすだけでなく、新たな経験を積んでスキルアップができていると感じています。

正社員だけがすべてではない
ジョブメリさん:
今は充実した毎日を送られているんですね。

森田さん:
はい。これは個人的な意見として聞いてほしいんですが、私にとっては、派遣社員という
働き方はまさにうってつけでした。働き方改革を政府が推進する中で、正社員という肩書に
とらわれない人も増えてきています。働くための方法は、正社員だけではありません。
もちろん、派遣社員、契約社員、アルバイト、パート、すべて以前からあった働き方です。
でも、こういう働き方は「正社員になれなかった人」が選ぶものというイメージもありました。

ジョブメリさん:
それが今では、森田さんを含め、能動的にそうした働き方を選ぶ方が増えてきているということですね。

森田さん:
そうです。自らそういう働き方をすることで、ライフプランとキャリアプランの
バランスを取る人が出てきています。働き方改革で、非正規雇用への待遇改善が
進んでいることも要因のひとつかもしれません。派遣社員は正社員の下位互換ではなく、
働き方を考えたときに正社員と並んで提示される選択肢のひとつであると感じています。

ジョブメリさん:
正社員として復帰することは考えていらっしゃらない?

森田さん:
現状では、そうですね。ただ、これは私が考えていないというだけで、もちろん正社員のほうが
性に合っているという人もいるでしょう。また、私も今後働いていく中で、違う考え方を
持つことがあるかもしれない。正社員か派遣社員かは、大きな問題ではありません。
「自分が希望した職種や働き方を実現するにはどうすればいいのか」ということを考え、
そのために行動することが大切だと感じています。

ジョブメリさん:
ご家族は、働き方について何かおっしゃっていますか?

森田さん:
基本的には私に任せてくれています。さすがに働かなくなったら文句を言われると思いますが(笑)
きちんと労働して対価をもらい、家族を養っていけるようであれば、どういう働き方でもいいという考え方ですね。ここでぶつかることがないのはありがたいですね。もっとも、家族は正社員として働いていた頃の
激務を知っていますから、当時はむしろ「早く辞めて」といわれていましたね(笑)。

ジョブメリさん:
長く働き続けるためにも、健康第一ですね!

森田さん:
そうですね。それから、家族との時間がとれること。これも派遣社員になってよかったと感じる点です。
夜、一緒に食事ができますし、休日に遊びに行く元気もあります。
正社員の頃は、たまの休日というと疲れて寝てばかりだったので。

ジョブメリさん:
本当に充実した毎日を送っていらっしゃるのが伝わってきます。
今後、派遣社員としてどのようなキャリアプランをお考えですか?

森田さん:
よりスキルを磨いて、さらに難しいプロジェクトに深くかかわらせてもらえるような人材になりたいですね。
少しシビアかもしれませんが、「スキルアップを怠ると40歳を機に仕事が激減して給料が下がるかも……」
という危機感はつねに持っています。
だからこそ作業者で終わらず、プロジェクトに関するあらゆる決定権を持つプロジェクトマネージャー
としてもっと経験を積んでいきたいと思っています。あ、40歳というのはあくまで私の目安です(笑)。
そのうち下がるかも、とぼやっとさせていたら危機感が薄れてしまうと思っているので。

変な話、派遣先でのプロジェクトの実績もありますから、もし正社員に戻りたいと
思ったとしても比較的スムーズに決まると思っています。
正社員だった頃よりも、今のほうが履歴書や経歴書はずっと華やかですよ(笑)!

ジョブメリさん:
そういう経験を積み重ねていけたことも派遣社員になったメリットのひとつですね!
これからも頑張ってください。


まとめ
派遣社員として活躍している男性も、世の中には数多くいらっしゃいます。
森田さんのように大きな成功を収めている方も少なくありません。
しかしこうした方の成功は、ご自身でキャリアを考え、スキルを磨いてきたからこそだといえるでしょう。
派遣社員として安定して働き続けるには、やはりある程度の知識やスキルが必要です。
長く必要とされる人材になるためにも、スキルアップや良好な人間関係の構築といったことを
意識して働いていきましょう。

【今回のまとめ】
・専門スキルがあれば、派遣社員でも家族を養っていける。
・派遣社員は働き方を考えたときに正社員と並んで提示される選択肢のひとつ。
・自分で今後のキャリアを考え、つねにスキルを磨くモチベーションも大事。

【登場人物】
ジョブメリさん:JCSで働くお仕事アドバイザー。

森田さん:もともとSEとして正社員で働いていたが、多忙により身体を壊して退職。
     SEという職業は好きだったため、派遣でSEという働き方を選択し、現在では
     理想のライフスタイル・働き方を実現している。

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