第13回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」~お局予備軍の30代女性が抱える公私の悩みとは~

更新日:2018/11/08

第十三回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」
お局予備軍の30代女性が抱える公私の悩みとは
~自身のお局化を危惧し始めた30代半ばの女性~

仕事に価値(メリット)を提供する「Job Merit」のワークコンシェルジュのジョブメリさんが、
さまざまな登場人物とイマドキの若者の働き方について語り合う連載「いいね!働き方コーデのオトナ診断」。
第13回は、とある保険代理店の事務職で働く30代半ばの本田さんの悩み相談を受けたときの話です。
本田さんは入社10年以上のベテランで仕事もできる方ゆえに、自身が"お局さん"と化してしまうことに
危機感を抱いていました。
会社というものに捉われずに働く、広告代理店営業部の派遣社員・佐藤さんが羨ましく思える一面もあるとか。
順調にキャリアを積んでいるように見える本田さんの悩みとは、、?

周りは転職・結婚……取り残された私

ジョブメリさん:
本日はお時間いただき、ありがとうございます。
キャリアについてお悩みがあるとのことですが、現在の仕事に関してどんなことに
不安や不満を感じているのでしょうか?
本田さんはすごくしっかりしたキャリア形成ができているように感じられますが。

30代お局予備軍の本田さん:
この会社に入って十数年。仕事一筋に頑張って働いて駆け抜けて、役職にも就くことができました。
会社からの評価にも満足していますし、仕事そのものに関して不安や不満は特にありません。ただ……。

ジョブメリさん:
他に何か気になることがあるのでしょうか?

30代お局予備軍の本田さん:
気がついた時には、私の同期がみんな会社を辞めていました。
他の企業に転職したり、結婚して家庭を築いたりしていて……。
みんないなくなって、私だけすごく取り残された感があります。
もちろん、会社のことも好きですし、働き続けることを苦には思わないのですが、
年を経るごとに周囲からの見られ方が変わってきているような気がして……。

ジョブメリさん:
なるほど。それは周囲からの期待の表れではないでしょうか?
本田さんは10年以上のキャリアがありますし、後輩育成にも定評がありますよね?
会社における非常に優秀な人材として、一目を置かれるようになってきたということだと思いますが。

30代お局予備軍の本田さん:
10年以上もいるので一通りのことはもちろんできますし、後輩に対しても指導することもできます。
ただ、私が歳を取ったせいもあるかもしれませんが、最近の若い子と接するのがどうも苦手で。
仕事のミスの指摘などもついつい小姑のように言い過ぎてしまうこともあるんですよね。
20代の時は全然意識していませんでしたが、もう私も30過ぎて独り身ですし、
若い子からしたら「お局さん」的な立ち位置に見えるのかなって思うようになりました。

ジョブメリさん:
そういった類の悩みだったのですね!確かに10歳も年が離れていたら、
ジェネレーションギャップもありますし、理想とするコミュニケーションが取れないこともありますよね。
とはいえ仕事の指摘に関しては、必要なところはきちんとすべきだと思いますから、
本田さんは適切なアプローチができているのでは?

確かに会社でのキャリアは豊富なので、周囲からの期待や尊敬を集めるようになってはいますが、
本田さんを嫌っている人はいない印象ですよ。ちょっと考えすぎなのではないでしょうか?
また、特に適齢期の女性は結婚を焦りがちですが、周囲に惑わされることなく自分のペースで
考えると気が楽かも。キャリアがあってちゃんと収入があれば、結婚しないという選択肢も
全然アリだと思いますし。ちなみに私も独身です!

30代お局予備軍の本田さん:
そうですね。ちょっと考えすぎという節はありますね。
私も30代半ばに差しかかってきたので、何かと焦ってしまっているのだと思います。
周囲の今を楽しんでいる若い子を見ると「羨ましいな」と思いますし、
反対に私を見て「あの人は何で結婚しないんだろう」という風に思われているんじゃないかって
変な猜疑心に苛まわれてしまうんですよ。

そうしたこともあり、この年齢まで会社に留まっていることで
「取り残されてしまった感」を覚えてしまうのです。
友だちが結婚して子どもを産んで幸せそうにしているのを見るのも辛い年齢になりましたし……。
私はずっとこの会社に留まって転職も結婚もできずに「正真正銘のお局さんになってしまうのかな」と。

嫉妬心や過剰な思い込みはお局化の危険性大?

ジョブメリさん:
本田さんが抱えているお悩みについてはよくわかりました。確かに自分の理想とのギャップや、
周囲の同年代との違いからそうしたネガティブな発想に陥ってしまう方は少なくありません。
でもそういう嫉妬心や思い込みの感情こそが、お局さんの特徴としてよく挙げられるので、
意識して改善したほうがいいかもしれません。
それに本田さんのキャリアを羨ましく思う方もたくさんいるので、もっと胸を張ってください!

30代お局予備軍の本田さん:
ありがとうございます。ちょっと気持ちが落ちていて、負のオーラを出し過ぎてしまったかもしれません。
こうした振る舞いや凝り固まった考え方がお局化を招くんですね……。
あまり考えたくありませんでしたが、今後から意識したいと思います。
そして独り身の私のキャリアを羨ましく思う人なんて本当にいるのでしょうか?

ジョブメリさん:
私が知っているところだと、とある広告代理店の営業部で派遣社員として働く佐藤さんという
女性がいるのですが、本田さんの話をしたとしたら、きっと羨ましがるはずですよ。
佐藤さんは自分のスキルを活かしつつ、働く時間や場所、環境を自分で選びたいという理由から
現在は派遣社員で働いていますが、「新卒入社の会社の居心地が良ければ、転職しなくても良かった」
とも話しています。多くの人が当たり前のように転職をする世の中において、1つの会社で10年以上の
キャリアを形成することは簡単ではありませんよ。

30代お局予備軍の本田さん:
ちなみにその佐藤さんという女性、彼氏はいますか?

ジョブメリさん:
え?気になるところはそこですか(笑)?そうですね。最近、合コンでいい彼を捕まえたようですね。
最近の休日は彼と映画を見たり、ドライブしたりして過ごすことが多いみたいで、そのおかげで
プライベートは充実しているとは話していました。

30代お局予備軍の本田さん:
やっぱり……。そういう子はモテるんですよ。仕事に生きるタイプではなく、うまく割り切って
すごしているタイプ……。私もお付き合いしていた男性はもちろんいましたが、恋愛と仕事を両立するのが苦手で。あまり長続きがしないんです。親や友だちには結婚は特に焦ってないとは言っていますし、
先ほどジョブメリさんが言ってくれたように焦ることもないかもしれませんが……。
やっぱり、どうしても気にしてしまいますよね。

ジョブメリさん:
まあ、仕事も恋愛も両方とも順風満帆とはなかなかいかないこともあるでしょう。
本田さんは現在、仕事が安定しているので、今こそ自分に合った相手を探せばいいのです。
佐藤さんだって、相手を見つけるまですごく苦労して合コンに週末のイベントに通い続けたと聞いていますし。
また、早くに結婚して退職したものの、離婚してまた人生をリスタートしなければいけない方もいます。
2016年の離婚件数は21万7000件にのぼったとそうですし(厚生労働省 人口動態統計の年間推計より)。

本田さんは10年以上も安定して仕事をこなし、役職にも就いているのですから、
キャリア形成は文句なしだと思います。だからこそ本当に、結婚したいならですが
焦らずにきちんと今後をともに歩んでいけるパートナーを見つければいいと思います。
反対に佐藤さんは、派遣社員だし、今後の自分がどうなるか見えない部分もあったので、
相性だけでなく、条件もいい相手を見つけることに必死だったようです。
その点、本田さんならより自立されているわけですから、より自分の感覚を大事にした選択ができますよね。

30代お局予備軍の本田さん:
ありがとうございます、そういう考え方もあるのですね。
ちょっと自分を客観視することができていなかったかもしれません。
他人を羨んでばかりいて、思い通りにいかない自分にイラついていたら、
それこそ周囲からはお局さんに見えてしまいますよね。
私もこの先、ずっとこの会社にいるかはわかりませんが、自分を信頼して仕事を任せてくれる
会社があるということにもっとプライドを持ちたいと思います。

会社に依存しない非お局を目指そう

ジョブメリさん:
本田さんが前向きになって良かったです!もちろん自身のキャリアを誇りに思うことは重要ですが、
あくまで会社の中での評価を気にするのではなく、市場における自身の価値を見極めるといいかもしれませんね。
本田さんは今の会社で成功を収めましたが、今後、他の会社でも同様にうまくいくとは限りません。
その会社だからこそのルールや慣習に縛られてしまうのは良くないと思います。
佐藤さんはそうしたしがらみに一切縛られない感じは、すごく世渡りが上手な印象を受けます。

30代お局予備軍の本田さん:
なるほど。確かに会社事情にくわしくて、"その会社だからこそやっていけている人"こそ
お局さんのイメージに当てはまりますね。その点で言えば、私はこの会社が好きで留まっていますが、
変に執着はしていないので他の会社でも通用するスキルを身につけていきたいと思います。

ジョブメリさん:
エンプロイアビリティ(個人の雇用され得る能力)を磨くことは、現在において必須ですからね。
本田さんも今の会社でしか通用しないお局さんになるのではなく、より社会人としての高みを目指して
スキルアップしてもらいたいです。
そしてパートナーに関しても……他人と比べて変に固執するのではなく、目を外に向けて
ぜひアクティブに動いていい人GETしてください!

30代お局予備軍の本田さん:
そうなれるといいですね!言われてみればお局さんって、仕事においてもステップアップを
目指していない状態なのですよね。勝手にただ年齢と社歴が長い女性と考えて
自分に当てはめてしまっていましたが。。。そう考えるとキャリアアップはできている私は
まだ希望がありそうです。今後もお局化しないように仕事においてもより真剣に頑張ります!
プライベートに関しては、私はやっぱり結婚したいです。だから働きつつ恋愛も頑張ります!
自分のペースでアクティブに出会いを求めて動きますね!

ジョブメリさん:
本田さんに活気が戻ってきましたね!その調子で仕事に恋愛に頑張ってくださいね!

30代お局予備軍の本田さん:
ところで、、佐藤さんはどういうツテで合コンに参加しているんですか?
私の周りはすでに結婚している友だちも多いので、あまりそういう誘いもなくて……。
なにかいい出会いのコツも教えてもらいたいです(笑)。

ジョブメリさん:
そんな質問が来るとは思ってもいませんでした(笑)。
そうですね……ちなみに佐藤さんは、よく銀座のコリドー街で飲んでいたらしいですよ!
そこで声をかけてもらって合コン開催にこぎ着けたとか。
あそこは大手企業のサラリーマンとかもよく遊びに来る場ですからね。

30代お局予備軍の本田さん:
いいことを聞きました!早速私も週末にコリドー街に飲みに行きたいと思います!!!

ジョブメリさん:
なんか本田さん、急にアクティブになりましたね(笑)。
まあ、とてもいいことなので、ぜひプライベートにおいても頑張ってください!

【今回のまとめ】
・嫉妬心や過剰な思い込みはお局化につながりかねない。
・結婚して退職することが必ずしも勝ち組とは限らない。
・会社に依存しすぎず、エンプロイアビリティを高めることが大切。


【登場人物】
ジョブメリさん:JCSで働くお仕事アドバイザー。

佐藤さん:広告代理店の営業部で派遣社員として勤務する26歳女性。
     自分の働くイメージを大事にしつつ、プライベートも充実させたいと考えている。

本田さん:保険代理店の事務職を統括する内務主任。非常に優秀で周囲からの信頼も厚いが、心配性の節がある。
     自身が社内のお局さん的な立ち位置になっているのではないかと、内心はビクビクしている。

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