第22回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」~育休からの職場復帰に失敗した木村さんから学ぶ~

更新日:2019/03/20

第22回「いいね!働き方コーデのオトナ診断」 
出産を機に考える働き方
~育休からの職場復帰に失敗した木村さんから学ぶ~

仕事に価値(メリット)を提供する「Job Merit」のワークコンシェルジュとして働く
ジョブメリさんが、イマドキの若者の働き方についてさまざまな職種の人と議論を交わす企画
「いいね!働き方コーデのオトナ診断」。
第22回の今回は、順調にキャリアを積んだのち、結婚、出産、子育てを経て自分の働き方を
見直したという木村さんへインタビューしました。

出産・育児と仕事のバランスをどのようにとるのかは、多くの女性の頭を悩ませる難しい問題です。
今回インタビューに答えてくれた木村さんも、出産を機に働き方を大きく変えた女性。
一度は「失敗した」と思い詰めたこともあったという木村さんですが、今は働きやすい環境を手に入れ、
新しいフィールドで活躍しています。

編集者として働いていた木村さんは、一体どうして働き方を変えることになったのでしょうか?
また、その変化を木村さん自身とご主人はどのように考えているのでしょうか?
インタビューから、ライフステージに合わせた新しい働き方が見えてきました。

想像していたのと違っていた、出産後の働き方
ジョブメリさん:
木村さん、はじめまして。お仕事後のインタビューですが、お疲れではないですか?

木村さん:
大丈夫です!今日は子どもも夫に見てもらえているし、仕事も無理のない範囲で行っていますから。

ジョブメリさん:
充実した生活を送ってらっしゃるんですね。
――今は派遣で働いているということですが、結婚前からこういったキャリアプランを描いていたんですか?

木村さん:
いいえ、全然(笑)! 結婚前は雑誌編集者として正社員勤務していました。
結婚した後も、「子どもができてもこのまま働き続けるんだろうな」って思っていたんですよ。
実際、育休もとりやすい会社でしたし、問題があるとは思わなかったんです。

ジョブメリさん:
ところが、実際はそうじゃなかった?

木村さん:
はい。会社や夫が協力的でなかったということではないですよ。
そういう誤算は私の場合ありませんでした。でも、私自身が参ってしまって……。

ジョブメリさん:
参ったというのは?

木村さん:
編集者って、けっこうな激務なんです。
初めての育児で慣れないこと続きなのに、それに加えて仕事もどんどん任されて。
でも、やりがいのある仕事だし、キャリアを諦めたくなかったのでどうにか頑張ろうって、気を張っていたんです。

ジョブメリさん:
努力家なんですね。でも、そんな無理をしていたら、いつか限界が来てしまうのではないですか?

木村さん:
そうなんです。結局、体調を崩して倒れてしまって、仕事を続けることができなくなってしまいました。
夫も同じ職場なので、無理はしない方がいいと言ってくれて、結局は退職という道を選びました。

ジョブメリさん:
そのときは、どんなお気持ちでしたか?

木村さん:
キャリアが絶たれてしまった気がして、絶望しました。
でも、結局体調が悪くて気持ちもネガティブになっていただけみたいで、
元気になるにつれて違う考えが生まれたんです。「働きたい! キャリアを諦めたくない!」って。

ジョブメリさん:
それが、働き方を変えるという選択につながったということですね。

木村さん:
はい、そうですね。

結婚、出産、子育てを経て自分の働き方を見直すきっかけに
ジョブメリさん:
育児と激務の板挟みになって体調を崩してしまい、一度は「仕事と育児の両立に失敗した」
とも言えるかもしれません。
その結果、退職という望まざる選択をすることになってしまったようですが、
それが働き方を変える良いきっかけにもなったということですね?

木村さん:
夫とも、私のキャリアや働き方、育児、家事について、しっかり話し合う機会を持つことができました。
働いていた頃は仕事と育児で精いっぱいで、冷静に夫と話し合う時間を取れていなかったんです。
夫も、私が大変そうだというのはわかっていても、できる範囲で育児や家事を分担する以外のことはしていなくて。
でも、夫婦なんですから、育児やお互いのキャリアについて話し合うのって、当たり前ですよね。
でも、当時の私はそんな余裕もなくしていました。

ジョブメリさん:
お話合いの時間を持った結果、木村さん夫婦が出した答えは、
「時間の融通の利きやすい派遣として働く」ということ。
派遣でキャリアを継続させていくという選択肢をとったんですね。

木村さん:
そうなんです。「同じ会社に長く勤める」ということも、ひとつのキャリアプランだと思いますけれど、
私はそれよりも、「自分自身のスキルを高めて、キャリアを継続させていく」ということに
重点を置きたかったんだと気づきました。
前の会社を辞めたからってキャリアがすぐに途絶えるということはなかったんです。

ジョブメリさん:
派遣社員は、専門性を追求しやすい立場ですから、ご自身のスキルを磨いていくという
意味では良い選択をしたのではないでしょうか。

木村さん:
そうなんです。派遣社員には、「実際に何ができるのか」という専門性が求められるので、
わかりやすく自分のスキルを追求しやすい環境だと感じています。

ジョブメリさん:
現在のお仕事もクリエイティブ系なんですよね。

木村さん:
はい! これまでの経験を活かせる仕事を派遣会社から紹介してもらいました。
働きやすい環境なので助かっています。無理のない範囲で、スキルを磨きながら働くことができています。
現在の働き方でも十分にキャリアアップができる環境なので、今後正社員になった場合でも、
自信を持ってやっていける気がしています!

働く環境も重要なポイント
ジョブメリさん:
新しい職場が、前職と比べて「働きやすい」と感じるのはどんな点ですか?

木村さん:
職場自体の空気は、前職もそれほど悪くはなかったんです。でも、やはりどうしても業務量が多くて、
「正社員なんだから」という空気も多少はありました。同じ仕事をしている仲間が残っているのに、
私だけ時短で帰る罪悪感もありましたし、結局帰れないこともあって……。
でも、現職ではそもそも勤務時間を短く設定してもらっているし、時給制なので先に帰る罪悪感もなく、
同僚も「あの人は16時までで帰る」と認識してくれています。
逆に、「そろそろ時間じゃない?」と気遣ってもらえるくらいなんです。

ジョブメリさん:
それはありがたいですね!

木村さん:
そうなんです。今では、帰る15分くらい前になったら同僚に仕事の進捗報告をするのが日課になっています。

ジョブメリさん:
きちんと周囲の人への気遣いをしていることも働きやすさにつながっているんでしょうね。

木村さん:
子どもの急な体調不良などでどうしても休むこともあるので、そのあたりは気を遣っています。
誰が見てもわかるようにパソコンの中を整理しておくとか。
どうしても周囲に頼らざるを得ないこともあるので、頼みやすい環境を日ごろから作っています。

ジョブメリさん:
「すみません」「ありがとう」の一言があるだけでも、周りの人の気持ちって変わりますよね。

木村さん:
はい! 周囲の人とのコミュニケーションも大切にしながら働いています。

まとめ
「結婚・出産」と「仕事」というテーマで、木村さんからお話を伺いました。
今回特に強く感じたのは、木村さんの「キャリアを諦めたくない」という気持ちです。
自分がどのような働き方をしたいのか、どんな将来を目指していきたいのかを
はっきりさせることで、目指すべき方向が見えてくるのではないでしょうか。

子どもが生まれたからといって、女性がキャリアを諦める必要はありません。
後悔のないよう、パートナーやキャリアカウンセラーと話し合って希望に合った働き方を見つけましょう!

【今回のまとめ】
・派遣でもキャリアを継続できる。
・派遣社員は自分のスキルを追求しやすい環境。
・いざというときに助けてもらえる環境を作るのも大切な仕事。

【登場人物】
ジョブメリさん:JCSで働くお仕事アドバイザー。

木村さん:結婚前は雑誌編集者として正社員勤務。結婚後も変わらず働いていたが、出産、育児から
     仕事との両立が難しくなり、体調を崩して退職。それをきっかけに働き方を考えるように。
     現在は派遣として働き、充実した毎日を送っている。

お仕事検索はこちら
https://www.jcsstaff.jp/search

バックナンバー

PAGE TOP

LOGIN