ジョブメリの働き方ガイド
ジョブメリは掲載するお仕事情報の雇用形態や紹介形式に制限を設けていません。
お仕事のメリット(価値)は雇用形態ではなく、お仕事の内容や働き方自体が希望にあっているかということが大事であると考えているからです。
では、どのような雇用形態があるのか? 派遣・紹介予定派遣・人材紹介とは何か?
それぞれの特徴を理解して自分にあった働き方を見つけましょう!
まずは、、、雇用形態の色々をご紹介。
各雇用形態の名称については一般的な表記としていますが、企業によっては名称が異なる場合があります。
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正社員(直接雇用・無期)
雇用主と就労者が直接、期間の定めのない(無期)「雇用契約」を結ぶ形態です。
給与や昇格を制限したうえで、職種や勤務地を限定した正社員制度を持つ企業もありますが、多くは雇用主である企業からの業務命令によって、仕事内容や立場、勤務地などが決められそれに従って就業します。
有期雇用より、仕事の成果に関しての責任範囲が広い場合が多いです。こういう方に正社員はオススメ!
・職種ではなく、その企業の理念や方針に共感し、役に立ちたいと思っている方
・(男女ともに)出産、育児休暇を取得して、子供がいても責任ある仕事を続けたい方
・特定の職種ではなく、総合的な経験とスキルを身につけるゼネラリストを目指したい方
・管理職や役員など組織の中でのステップアップを目指したい方
※注意したい点
「正社員」だからといって待遇などが必ずしもよいとは限りません。
劣悪な環境下での過酷な労働を強いる企業も残念ながら存在します。
就業前に待遇や制度、就業規則などはきちんと確認しておきましょう。
仕事の結果責任を求められますので、そういった働き方が自分にあっているか確認しましょう。 -
契約社員(直接雇用・有期)
雇用主と就労者が直接、一定の期間を定めた(有期)「雇用契約」を結ぶ形態です。
多くは1年ごとの契約で、双方の合意があれば雇用契約を更新し延長することができますが、労働契約法により、最長5年までと制限されています。
企業ごとにその位置づけや待遇、利用できる福利厚生などが限定されることもあります。
仕事の成果を契約社員というステップで見極めてから、正社員登用を行うという形をとる企業もあります。こういう方に契約社員はオススメ!
その企業で正社員に進むべきかどうかを判断したい方
・職種や仕事内容をある程度限定して働きたい方
・5年以内に次の目標・予定などが決まっている方
(独立する、ワーホリに行く、フリーランスへ移行など)
※注意したい点
人件費の抑制を目的として、なかなか正社員への移行を行わない企業や、正社員への移行を全く想定していない企業も残念ながらあります。
就業前にその企業の方針や、移行制度を確認するとともに、正社員を目指したい方は、
しっかりと仕事で成果を出し、5年以上続けてほしいと思われる人材を目指しましょう。 -
業務委託契約社員、パートタイム(直接雇用・有期)
雇用主と就労者が直接、一定の期間を定めた(有期)「雇用契約」を結ぶ形態です。多くは時給による給与設定となります。
通常の契約社員と違い、その企業が業務委託で運営している現場など、勤務範囲(勤務地や業務について)が限定されていて、パートタイムでの就業も可能です。
契約期間は1日~3年まで様々で、双方の合意があれば雇用契約を更新し延長することができますが、労働契約法により、最長5年までと制限されています。
企業ごとにその位置づけや待遇、利用できる福利厚生などが限定されることがあります。
業務内容は比較的容易で、契約社員・正社員よりも就業へのハードルも低いのが特徴です。こういう方に業務委託契約社員、パートタイムはオススメ!
・勤務地を限定して働きたい方(自宅近くなど)
・パートタイムで(時間を限定して)働きたい方
・副業として就業したい方
※注意したい点
業務委託契約ではパートタイムであることを理由に、不当に保険加入手続きを行わない企業も残念ながら存在します。
就業前に保険加入や福利厚生を含む労働条件をきちんと確認しましょう。 -
派遣社員(間接雇用・有期)
派遣会社と就労者が、一定の期間を定めた(有期)「雇用契約」を結び、派遣会社が取引している派遣先企業で業務を行う形態です。多くは時給による給与設定となります。
職種や業務内容が必ず特定されており、契約内容に記載のない業務を行う必要はありません。業務が細分化されているため、仕事の種類や数が豊富です。
勤務地・勤務時間、曜日、期間・仕事内容など条件を設定して仕事を探すことができるのが最大の特徴です。
契約期間は31日~3年まで様々で、双方の合意があれば雇用契約を更新し延長することができますが、改正派遣法により、同一の組織での就労は最長3年までと制限されています。
仕事の指示は雇用主の派遣会社ではなく、派遣先企業の「指揮命令者」より受けますが、給与や社会保険は雇用主である派遣会社の制度が適用されます。
派遣会社による就業フォローや教育訓練、キャリアカウンセリングなどを利用することができます。こういう方に派遣社員はオススメ!
・仕事内容(職種)にこだわって、働きたい・経験を積みたい・スキルアップしたい方(通訳翻訳・人事・経理・事務職限定など)
・未経験の職種や業界で働きたい、経験を積みたい方(未経験職種にチャレンジ、未経験から英語の実務経験を積みたいなど)
・派遣社員でしか就労が見込めない企業で働きたい方
(公務員資格はないが行政機関や国際機関で働きたい、超大手企業で働きたいなど。)
・色々な職場で働いてみたい方
・副業として就業したい方
※注意したい点
残念ながら、事前の仕事内容の説明と実際の仕事内容が異なったり、イメージしていた内容と違ってしまうケースがあります。
就業前に勤務先企業の雰囲気や仕事内容などは、派遣会社にしっかり確認するようにしましょう。
また派遣会社が提供する教育訓練の内容やフォロー、待遇など派遣会社によって違います。
担当者との相性も含めて、派遣会社選びも色々なポイントでしっかり見極めましょう。 -
個人事業主・フリーランス(業務委託・有期)
雇用契約ではなく、「業務委託契約」を発注元と個人が結ぶ形態です。
エージェントを介して仕事の依頼(再委託)を受けることもあります。
雇用契約ではないため、「給与」ではなく「業務委託費」が支払われ、保険加入や確定申告も個人で行います。
仕事内容は「委託内容」として提示され、発注元が求める成果・委託内容が遂行できればよいので、
仕事の進め方の自由度が高いのが特徴です。
ただし委託された内容の成果を提供できなかった場合には「業務不履行」で委託金の減額や追加対応を求められることがあります。
時期によって仕事量に波があり収入が安定しないというデメリットがあります。こういう方に個人事業主・フリーランスはオススメ!
・自営で仕事をしたい方
・在宅で仕事をしたい方
・副業を複数持ちたい方
・自分の裁量で仕事をしたい方
・時期によって仕事量を調整したい方
※注意したい点
雇用契約ではないので、各種手続き(保険加入や確定申告など)を自分で行わなければなりません。
仕事量が安定しない場合や、調整が難しい(仕事を受けすぎて休みがない、など)場合があります。
働き方として向き不向きがありますので、注意しましょう。
派遣・紹介予定・人材紹介、、ご紹介サービスの流れをご案内
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人材派遣(派遣契約へのご紹介)
上記に説明のあった「派遣社員」の雇用形態へのご紹介サービスです。
応募から比較的短い期間(通常1週間程度)で就業決定できます。
応募から就業決定・就業後まで、しっかりとJCS(日本コンベンションサービス)がフォローします。
勤務地・勤務時間、曜日、期間・仕事内容、長期的なキャリアプランなど、希望に合わせてコーディネーターがお仕事をご案内、就業後も営業担当がフォローしますので安心して働けます。
JCSでは、教育訓練制度やキャリアカウンセリングも充実した内容でサービス提供していますので、派遣という働き方できちんとキャリアアップできます。<就業までの流れ>
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紹介予定派遣(直接雇用契約へのご紹介)
派遣先企業との直接雇用を前提として、まず派遣という雇用形態で一定期間就業し、その後直接雇用へ移行するシステムのご紹介サービスです。
個人情報を開示する履歴書が必要となり、書類審査だけでなく、いわゆる「面接」選考も行われることがあります。
注意点としては、紹介予定派遣契約で就業する場合、「派遣契約」で働ける期間は6カ月以下と法律で決められているため、6か月以内に直接雇用に移行できない場合、契約が終了してしまうことがあります。(双方が派遣契約での契約延長に合意しても、「派遣契約」の延長はできません)
また、紹介予定派遣は正社員前提ばかりではありません。直接雇用前提であればよいので、契約社員やアルバイト、パートなどのケースもあります。
どのような雇用形態を前提にしているのかを、事前にしっかり確認しておきましょう。<就業までの流れ>
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人材紹介(直接雇用契約へのご紹介)
上記で説明のあった、直接雇用(正社員・契約社員など)・直接契約へのご紹介サービスです。
多くはいわゆる転職サービスで、正社員または契約社員採用を依頼してくる企業に対して、求職者の方をご紹介します。
個人情報を開示する履歴書が必要となり、書類審査だけでなく、「面接」選考も行われることがあります。
就業開始時期については相談に応じてもらえることもありますので、他社で就業中の方でも応募できます。
注意点としては、総合職などの場合、応募時に想定していた職種とは違う仕事内容を担当したり、将来的には異動なども可能性があるということです。
人材紹介の場合、お仕事ご案内時点や面接時点でも、詳細な勤務要件などが確定していないことがありますので、きちんと希望条件を提示し、その企業の方針などは事前にしっかり確認しましょう。<就業までの流れ>
■自分にとっての仕事のメリット(価値)を見つけることが大切です■
いかがでしたか?
自分にはどのような雇用形態が合うのか?
その働き方を得るにはどの紹介サービスを利用したらいいのか?
またその時の注意点など、ご理解いただけたでしょうか。
生き方や働き方が多様性に富んでいる今、
「こうでなければならない」という働き方はありません。
「こうすれば間違いない」という働き方もありません。
あなたがどういう人生を生きたいのか、それを実現するにはどういう働き方をすることが
メリット(価値)あることなのか、さらにその結果がどうなっても自分で責任をとれる納得感を
持って過ごせることを目指す、ジョブメリとJCSはそのお手伝いをすることを使命としています。