【英語を使った仕事の魅力】成功への鍵と高収入を目指すコツ
UPDATE
12分
CONTENTS
「自分の英語力を活かせる仕事に就きたい」と考えている場合、どのような選択肢があるのかは気になるところでしょう。
職種ごとに求められる英語力や業務内容が異なるため、キャリアの選択肢を広げるためにも、その特徴は押さえておきたいところです。
本記事では、TOEICのスコア別に挑戦しやすい英語を使った職種をまとめたうえで、必要な学習と実践の手順も紹介しています。
ご自身のスキルを活かせる求人選びにも役立つので、適切な環境を見極めたい方はぜひ参考にしてください。
英語を活かせる仕事の種類

英語を活かせる仕事は翻訳・通訳に限らず、営業、マーケティング、IT、教育、観光など多岐にわたります。
また、担当する業務の範囲によって年収の水準も変わるため、一概に「英語力が高いほど高収入が得られる」というわけではありません。
職種選びの際には、英語を使う場面(読み書き中心か、会話・交渉まで含むか)と専門スキルをセットで考えることが大切です。
ここでは、英語力の目安とされるTOEICのスコアを「500点・600点・700点・800点・900点」の5段階に分けて、それぞれ挑戦しやすい職種をまとめました。
全体像を掴んでから、具体的な選択肢を増やしていきましょう。
TOEIC500点以上でできる仕事
TOEIC500点以上600点未満の場合、マニュアルに沿った情報伝達や、簡単な業務内容であれば対応できるレベルとみなされます。
主に以下のような仕事であれば従事できる可能性があります。
TOEIC500点以上でできる仕事の例
- 旅行代理店の窓口
- ホテルのフロントスタッフ
- 飲食店などの接客スタッフ
- ITエンジニア
TOEIC500点台の英語力は基礎的な英語が理解できている、また日常会話レベルの英語ができる目安となります。
上記のようなやり取りが定型的で会話ベースの業務であれば、初級レベルの英語力でも、必要なフレーズを覚えれば対応できるでしょう。
ただし、応募に必要なスコアや業務範囲は求人ごとに異なるため、具体的な実務内容を確認することが大切です。
TOEIC600点以上でできる仕事
TOEIC600点台は、読解・聴解の基礎が固まりやすい目安とされており、応募できる求人の幅が少し広がります。
TOEIC600点以上でできる仕事の例
- 外資系の営業アシスタント
- 海外顧客のサポート窓口
- 児童英語教師・保育士
- 特許技術者
- キャビンアテンダント
- 貿易事務(通関士)
特に外資系の営業アシスタントや貿易事務、海外顧客のサポート窓口などでは、要点を正確に伝える力が評価されやすく、英語の流暢さよりもミスの少なさが重視されがちです。
こうした職種では、応募の段階でスピーキングテストが実施されたり、面接で実技を確認されたりするケースもあります。
英語を使って実務経験を積みつつ、業界知識や社内調整の経験も増やせるため、キャリアアップの足場を固めたい人に向いているといえます。
TOEIC700点以上でできる仕事
TOEIC700点台は、外資系の企業でも実務を安定してこなせる英語力があるといえます。
TOEIC700点以上でできる仕事の例
- パイロット
- 海外留学サポート
- 仕入れバイヤー
- 日本語教師
- 外資系メーカーの社員
TOEIC700点以上の英語力は、上記のような社外対応を含む求人で、評価材料になる可能性があります。
定型的なやり取りではなく、海外クライアントとの打ち合わせでの複雑な依頼・会話にも対応でき、場面に適したビジネス表現や言い換えができる能力が求められるでしょう。
TOEIC800点以上でできる仕事
TOEIC800点以上は高い読解・聴解の目安とされ、英語使用頻度が高い求人でも採用してもらいやすいレベルといえます。
TOEIC800点以上でできる仕事の例
- 外資系の営業・マーケ職
- 国際物流
- 海外向けカスタマーサクセス
- 中学・高校の英語教師
- 英会話講師
- 海外特派員
- ファンドマネージャー
即戦力かどうかは職務経験や専門性、コミュニケーション能力などの面から総合的に判断されますが、英語が日常言語に近い職場で活躍できる可能性があります。
業務で発生する交渉やクレーム対応では、高い語彙力だけでなく状況を整理したうえで落ち着いて伝える力が求められます。
そのため、応募に際して高いTOEICスコアが求められることは大前提ですが、実務で臆せず英語で仕事ができるかどうかも大切なポイントであることを押さえておきましょう。
TOEIC900点以上でできる仕事の例
TOEIC900点以上のスコアがある人材は、ビジネスシーンにおける専門性の高い場面でも内容を問題なく理解できるため、専門職やハイクラス求人でも強みとなります。
TOEIC900点以上でできる仕事の例
- 翻訳者
- 通訳者
- 英文速記者
- 外資系企業の管理職
- 国際案件のコンサルタント
- 語学系大学・専門学校の英語教員
TOEIC900点以上のスコアとなると、高度な英語運用に加えて専門性も兼ね備えた人材として、あらゆる職種への応募が可能となるでしょう。
その分、採用までのルートが険しいことも少なくありません。
たとえば翻訳者・通訳者の場合、TOEIC900点以上が前提となるため、スコアだけでなく実務でのスキル・経験も積む必要があります。
TOEICのスコアが高い分、専門領域での高い英語力が求められる職種が候補となるため、領域を絞って実績を積むことで得られる報酬も伸びやすいでしょう。
自分の興味に合った英語を使う仕事を探す
英語を使えるかどうかだけで職種を決めると自分に合った業務に就けず、仕事への意欲が薄くなり、スキルが伸び悩むことがあります。
適切な職種を選ぶためには、「何をしている時間が楽しいか」「どんな強みを評価されてきたか」を洗い出し、英語はその強みを広げる道具として位置付けるのが現実的です。
ここでは、以下で紹介する7つのタイプに分けて、おすすめの仕事をまとめました。
タイプ別の探し方を整理して、仕事探しの軸を見つけましょう。
デスクワークが得意な人向け
デスクワーク中心で力を発揮しやすい人には、外資系の営業アシスタント、海外向けカスタマーサクセス、翻訳者といった仕事がおすすめです。
パソコンに向かう時間が長くても苦ではない傾向にあるため、英文のメールや書類を扱うことの多い業務内容で力を発揮できるでしょう。
たとえば外資系の営業アシスタントは、海外拠点との連絡や資料作成、データ管理といった事務スキルも問われるため、英語力だけに偏らず評価される可能性もあります。
強みであるデスクワーク中心の定型業務で基礎を固めたうえで、より得意な分野の業務に寄せていくと専門性も伸ばせます。
集中できる環境を選べば、英語学習も継続しやすくなり、さらなるキャリアアップも望めるはずです。
旅行が好きな人向け
旅行好きで英語力を活かしたい方には、旅行会社やホテル、観光施設などでの仕事が向いています。
自分が好きな旅行の業界に身を置き、実際に外国人観光客などと英語で会話できる環境は相性が良いといえるでしょう。
なかでも、ツアーガイドやカウンター業務は会話の量が多く、定型化したやり取りはもちろん、臨機応変に対応する際の英語力も必要です。
くわえて、旅程の提案や手配、トラブル対応では交渉力や段取り力が求められ、英語以外の柔軟性やコミュニケーションスキルといった強みも活かしやすくなります。
旅行業界での仕事を探す場合は、接客と企画立案のどちらの業務内容をメインとするかを決めたうえで、業務シーンに合わせて柔軟に対応できる語彙力を鍛えましょう。
人と接するのが好きな人向け
人と接するのが好きな人は、ホテルフロントや観光ガイド、航空・空港関連、国際イベント運営といった仕事で英語を活かせる傾向にあります。
相手の意図をくみ取り、短い言葉で確認しながら進める力が求められるため、完璧な英語よりも丁寧な対応力が武器になるでしょう。
現場では想定外の質問や要望を受けるので、よく使うフレーズを準備し、困ったときの言い換え表現やエスカレーションの型を持っておくと安心です。
接客経験が積み上がるほど臨機応変に対応できる英語力が身につくことで自信につながり、次の職種への転職やキャリアアップなども望めます。
教えることが好きな人向け
教えることが好きなら、中学・高校の英語教員や学習コーチ、オンライン英会話のスクール講師などが向いています。
語学力だけでなく、相手の理解度を見ながら説明を組み替える力が求められるため、日々の会話で多角的な英語力を鍛えることができます。
広く知られている英語教員やスクール講師だけでなく、ご自身の経験を活かして留学希望者をサポートする仕事もおすすめです。
資格を活かしたい人向け
資格が必要な英語を使った仕事に就きたい場合は、中学・高校の英語教員や貿易事務(通関士)、公認会計士、全国通訳案内士、パイロットといった選択肢があります。
これから仕事を検討する場合は、翻訳関連の民間資格や貿易事務検定、国際秘書検定といった資格の取得を目指すことをおすすめします。
上記には英語力以外にあらゆる高度な専門知識を必要とする仕事もありますが、自分の学びを第三者の評価として示したい方は挑戦してみるとよいでしょう。
なお、応募の際は単に取得した資格を並べて示すのではなく、「その資格でなにができるか」という情報を、アピールすることが大切です。
フリーランス志望の人向け
フリーランス志望であれば、翻訳者や通訳者、語学系大学・専門学校の英語教員(非常勤)、児童英語講師などがおすすめです。
ただし、社会人となってすぐにフリーランスとして働くことは簡単ではありません。
まずは就職して、実績を蓄積していくことが重要です。
フリーランスになってから適切な単価交渉で収入を安定させられるように、自身の実績はポートフォリオにまとめておきましょう。
キャリアアップを目指す人向け
英語力を活かしてキャリアアップしたい人には、外資系企業や商社、ファンドマネージャーなどの仕事が挙げられます。
キャリアアップのためにはより高い英語力が必要となり、競争の激しい世界のなかで野心や向上心を持って働きつづける必要があります。
なお、キャリアアップを目指すには英語力のほかに、業界の専門知識や資料作成スキル、交渉・プレゼン力にくわえて、関係者を巻き込むファシリテーション力も必要です。
資格取得や研修受講も有効ですが、最終的には成果で示す必要があるため、英語が求められる案件に積極的に手を挙げて、実績を掴みにいく姿勢が重要になるでしょう。
英語を使った仕事に就くためのステップ

英語を使った仕事に就くには、TOEICのスコアを上げるだけでなくどの場面で英語を使うかを考え、業界で必要なスキルを身につけることも大切です。
転職活動をスムーズに終えられるよう、以下で紹介する3つのステップを押さえておきましょう。
英語を使った仕事に就くための3つのステップ
- 必要な英語力を身につける
- 実践的なスキルを習得する
- 職種に応じた追加スキルを磨く
必要な英語力を身につける
ひと口に英語を使った仕事といっても、求められる英語力は職種や業務内容によって異なります。
まずは希望する仕事にどの程度の英語力が必要なのかを確認し、ギャップがある場合はご自身の英語力を磨かなければなりません。
まずは短期的な目標と長期的な目標を、できる限り具体的に設定しましょう。
たとえば「1か月後にTOEICのスコアを100点上げる」「1年後にはビジネスシーンで英語を流暢に話せるようになる」といった目標が挙げられます。
すぐに取り掛かれるのは、毎日30分以上英語のニュースやポッドキャストを聴いて耳を慣らしたり、公式問題集を解いて形式に慣れたりするといった方法です。
また、オンライン英会話を活用すれば、定型的なやり取りもこなせるようになるでしょう。
なお、目標を立てる際は無理のない範囲にとどめ、毎日継続できるように、自分のライフスタイルに合わせることが大切です。
実践的なスキルを習得する
英語を使った仕事では、日常的な会話だけでなくビジネスシーンに即した実践的な会話が求められます。
実践的なスキルを習得するには、実際に英語を使用する場面を想定して練習を繰り返すことが欠かせません。
英単語を単に暗記するのではなく、実際のビジネスシーンで英会話ができるかどうかが重要な要素となるのです。
さらに、ビジネスメールの型、会議の議事メモ、簡単なプレゼン資料などを英語で作ってみると、読み書きのスキルも同時に鍛えられます。
リスニングでは海外のニュースなどの短い素材を繰り返し聞き、聞き取れない部分を台本で確認してから再挑戦すると効果的です。
職種に応じた追加スキルを磨く
英語を使った仕事といっても、英語力だけでは希望する職種には就けません。
ビジネスの基礎となるプレゼン力やコミュニケーション能力はもちろん、職種によっては専門的な知識や技術が必要となるケースもあるでしょう。
場合によっては資格を取得しなければならないこともあります。
職種に応じて必要なスキルを磨くと、市場価値が高くなります。
志望する企業や職種でどのようなスキルが必要になりそうかをあらかじめ分析し、専門書やセミナーなどを通して意識的に磨いていくことが重要です。
未経験でも英語を使う仕事に就ける?
英語を使った仕事でも、未経験を受け入れているところは少なくありません。
未経験でも英語を使う仕事に就けるかどうかは、職種に求められる英語力と、企業の研修・サポート体制の有無で変わります。
未経験からでも挑戦しやすい業界としては、商社やメーカー、IT企業などが挙げられます。
カスタマーサポートや事務のサポート、英会話スクールの運営補助などであれば、定型化したフローが用意されていることも多く、実務経験を重視されないケースがあります。
外資系企業では公用語が英語の場合も多いため、まずはこうした職種で経験を積み、キャリアアップを目指すとよいでしょう。
企業の研修内容やOJT期間も確認し、入社後にスキルを伸ばせる環境かを見極めましょう。
英語力を証明する資格とは?
高い英語力を必要としない職種であっても、応募者数が多いと企業は英語力を保有する人材を採用したいと考えるでしょう。
こうしたときに、自分の英語力を証明、アピールできる資格があると、希望する仕事に就ける可能性が高くなります。
記事冒頭で紹介したTOEICは有名かもしれませんが、ほかにもTOEFLやIELTSなども、英語力を客観的に示す場合に有用な資格です。
以下で、それぞれの資格の特徴をまとめました。
英語力を証明する資格の例
| 資格名 | 特徴 |
|---|---|
| TOEIC | ・ビジネスシーンにおいて、使える英語力を測る試験 ・主にリスニング・リーディングの2つで構成 ・国内で英語力を重視する企業への転職活動に有効 |
| TOEFL | ・英語を母語としない留学希望者の英語力を測る試験 ・リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つで構成 ・実践的な英語力の証明となり、転職活動にも有効 |
| IELTS | ・留学や海外での就職、または移住での英語力の証明に適した試験 ・リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つで構成 ・外資系企業をはじめとする、実践的な英語力を求める企業から評価されやすい |
英語力を証明する資格は、目的に合ったものを選ぶと評価されやすくなります。
上記のうち、企業で汎用的に見られやすいのはTOEICで、リスニング・リーディングの基礎力を示す指標として使われがちです。
海外進学や留学を想定するならTOEFLやIELTSが主流で、学術的な読解・作文も含めて自身の能力を測れます。
とはいえ資格は入口で、応募先の業務に直結する実績(英語での資料作成、会議参加、顧客対応など)をあわせて示すと転職では優位になるでしょう。
志望する英語を使った仕事に就けるよう、さまざまなスキルを身につけましょう
英語を使った仕事では、グローバルな環境で活躍することで、ご自身のキャリアアップの機会が得られる可能性があります。
実際に成果を出すには、英語力だけでなく実践的なスキルを身につけることが大切です。
まずはTOEICのスコアごとに目指せる目安の職種を把握したうえで、ご自身の興味・強みから軸を定めて応募先を絞り込みましょう。
今日から一つずつ準備を進めることで、できる仕事の幅とキャリアの選択肢を着実に広げられます。
英語を使った仕事を検討されている場合は、求職サイト「ジョブメリ」の利用をご検討ください。
様々な業界や職種の求人情報を掲載していますので、あなたにピッタリの仕事が見つかるはずです。
まとめ
-
まずは目指す職種に必要な英語力(TOEIC目安)を把握し、スコア取得と並行してリスニング・会話・メールなど実務で使うスキルを継続的に鍛えることが重要。
-
英語力だけで職種を選ぶのではなく、自分の興味・得意分野(接客、事務、教育など)を軸に選択し、英語はそれらを広げるツールとして捉え、専門知識や資格を掛け合わせて市場価値を高めよう。
-
未経験の場合はサポート職や定型業務から実務経験を積み、英語を使う場面に積極的に関わることで実績を作り、キャリアアップや高収入につなげよう。
このカテゴリーのおすすめ記事
常時募集の求人
通訳の求人

