仕事で使える!英語Tips
Vol.15
知ってた?(国によっては)英語では、『説明に対するお礼言葉』は不要!_Vol.15
~Thank you for your explanation.は慇懃無礼?!言葉にもマナーがあります~
UPDATE
3分
文化の違いにご注意ください!
欧米では、求められた説明や意見を伝えるのは“当然の行為”と捉えられるため、そこでお礼を言うと、かえって不自然に聞こえたり、場合によっては慇懃無礼と受け取られることがあります。
一方、日本を含むアジア圏では、
•何かしてもらったらお礼を言う
•頼んだことに応えてもらったらまず感謝を述べる
という文化が強く、ビジネスでも「まず御礼 → 本題」が習慣化している人も多いですよね。
アジア圏では全く問題ないどころか、むしろ「礼儀正しい」「できる人」という印象につながることもあります。
しかし欧米では、“自分の意見を述べる” “求められた説明をする”は義務や役割の一部と考えられているため、そこで“Thank you for explaining.”と言われると、「いや、説明するのは当然のことだけど?」と距離を感じさせてしまうことがあるのです。
言葉の使い方にも地域ごとのマナーがあるということを知っておくと、国際的なコミュニケーションがぐっとスムーズになります。
どんな単語?
Thank you for ~
~をありがとう。
~をどうも。
感謝を表す幅の広い言葉で、多くの場面で気軽に用いる。
「すみません」と訳せることも多い。
軽い意味の時は、語尾のイントネーションを上げる(↑)
語尾を下げる(↓)ほうが本気の感謝。
ここがポイント
ポイント:国によるけれど、英語の会議では使わないほうが無難
国や文化によって差はありますが、英語圏のビジネス会議では、説明や意見を述べた相手に対して "Thank you for your explanation." "Thank you for your confirmation." といったお礼表現はあまり使われません。
求められた説明や意見を述べること自体が役割の一部と捉えられるため、過度な感謝はやや不自然に響くこともあります。相手の発言には、まず内容を受け止めるワードや、「いいですね。」などの認める一言を返し、そのうえで自分の意見や見解を述べるほうが、より自然でスムーズなコミュニケーションにつながります。
ネイティブの使い方
"Thank you for your explanation." は英語会議ではやや不自然
英語圏では、説明する/意見を述べる/質問に答える、といった行為は役割の一部と見なされるため、そこに対して丁寧すぎるお礼を言うと、距離を感じさせることがあります。
お礼ではなく「受け止めの一言」を返すのが自然
相手の発言に対しては、まず短く内容を受け止める言葉をかけましょう。
•Good.
•Very good.
•Great.
•Got it.
•Understood.
•That makes sense.
これらは「はい、ありがとう」に近いニュアンスで、英語会議では最も自然な"相づち"として使われています。
そのあとに自分の意見・判断を続ける
受け止めの一言のあとの発言
•自分の見解
•次のアクション
•判断
これらを順に端的に述べると、英語らしい流れになるでしょう。
例:Good. Then I suggest we move on to the next point.
(はい、ありがとう。それでは次の議題に進みましょう。)
文化差があることを理解しておくと誤解を防げる
アジア圏では「まず御礼」が自然な行為ですが、英語圏では"役割に対する感謝"は過剰に聞こえることがあります。相手の文化に即座に合わせられるとベストですが、ビジネスの場では多国籍であることも多いですから相手の文化が不明な場合は、Good / Great / Understood / Noted のような中立的な受け止め表現を使うほうが無難です。
![]()
We completed the risk assessment yesterday.
(昨日リスクアセスメントを完了しました。)
![]()
Good. Then let's move on to the next item.
(はい、了解です。では次の項目に進みましょう)
他にも色々、使える例文↓
A:The vendor confirmed the delivery schedule.
(A:ベンダーが納期を確認しました。)
B:Great. That helps us finalize the timeline.
(B:了解、助かります。これでスケジュールを確定できます。)
A:Here is the updated workflow for next month.
(A:こちらが来月の更新版ワークフローです。)
B:Very good. I'll share this with the team.
(B:はい、確認しました。チームにも共有します。)
A:I think we should revise the budget for Q3.
(A:第3四半期の予算を見直すべきだと思います。)
B:That makes sense. Let me draft a revised version.
(B:なるほど、理解しました。修正版を作成します。)
A:Let me clarify the main risks we identified.
(A:特定した主なリスクを説明します。)
B:Got it. Please go ahead.
(B:はい、把握しました。どうぞ続けてください。)
A:We can deliver the report by Friday.
(A:金曜までにレポートを提出できます。)
B:Understood. I'll review it as soon as it arrives.
(B:承知しました。 届き次第確認します。)
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